2015年12月28日

投資の世界の人工知能、ロボ・アドバイザー(1)

2015年後半は、AI(人工知能)という言葉を目にすることが多かったです。

先日、『her/世界でひとつの彼女』という映画を見ました。
コンピューター上にいる「人格」(映画ではOSと表現されています)に、恋する主人公と
それを受けとめるOSとの恋愛の様子は、映像を通して見ている側もそこに実際いるはずのない恋人(OS)がいるような感覚に陥る瞬間があり、
バーチャルとリアルの垣根というのがどこにあるのか、人工知能がどこまで人間の脳(心)に近づけるのかということを、考えさせられる作品でした。
robot
このAI。アメリカでは個人資産運用の世界において「ロボ・アドバイザー」が急速に伸びています。
顧客がオンラインで資産状況、運用目的、リスク許容度などを入力すると、それに応じたポートフォリオを自動で提供してくれるサービスです。
日本で代表的なところでは、お金のデザイン社が、インターネットで自分専用のアカウントでいくつかの質問に答えることで、
世界のETFを使った自分専用のポートフォリオが組めるようなサービスを始めています。

アメリカではすでにフィデリティ、チャールズ・シュワブ、ブラックロックなど大手ファンド会社が導入し、今後ますます市場規模は拡大していくと見られています。
多くのロボ・アドバイザー企業はオンラインに抵抗のない、ミレニアル世代をターゲットにしながらも、
退職者層や退職に近い層の顧客を抱えるフィデリティやバンガードなど大手ファンド会社とも提携し、
利用者層を広げています。今後、デジタルネイティブが資産を持つようになるので、その裾野はさらに広がってくることが予想されます。

メリットは、コストの安さ、ポートフォリオ作成のスピード、人間が介在しない分ミスが省ける、
つまり「早くて、安くて、自動的」というところにあります。

コストの安さや簡便さは、それまで富裕層のためにあった投資の世界の敷居を一気に下げることに役立つでしょう。

しかし、良い点ばかりではありません。デメリットはこちらから↓↓

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